Intermezzo
インテルメッツォ
定義
オペラの幕間に演奏される楽曲、あるいは楽曲間の「間奏曲」。後に独立した器楽小品として確立されたロマン派の形式。
一般的な解釈
インテルメッツォは「間」の音楽、つまり「移行」そのものの美学。主要な楽想と楽想の間に挿入される瞑想的な瞬間。演奏者視点では、短い楽曲でありながら、完全な世界観を表現する必要がある。沈黙と音の関係が、最も問われる形式。
語源と本来の意味
イタリア語 intermezzo(間に・中間に)に由来。inter-(間)+mezzo(中間)の合成。オペラの歴史から発生し、ロマン派でブラームスにより室内楽小品として確立。
代表的な用例
Brahms
インテルメッツォ Op.118-2 イ長調
インテルメッツォの最高傑作。温かく内省的
Brahms
インテルメッツォ Op.76-7 イ短調
ブラームス後期の深さ
Mendelssohn
スケッチ インテルメッツォ的構造
ロマン派的な優雅さ
Schumann
アルバムのページ インテルメッツォ版
詩的な語り口
Grieg
ピアノ小品 インテルメッツォ的構成
北欧的な叙情性
Ravel
鏡 インテルメッツォ的楽章
20世紀への変容