Mazurka
マズルカ
定義
ポーランド発祥の三拍子の舞曲。装飾的で民族色豊かなメロディーと、切り分けされたリズムが特徴。ショパンにより器楽小品の重要な形式として確立。
一般的な解釈
マズルカはポーランド民族精神の音楽化。舞曲であると同時に、高度な音楽形式。優雅さと野性のバランス、民族的プライドと個人的な抒情の融合が本質。演奏者には、正確なリズム感とダンスの躍動感、そして深い民族意識が必要。
語源と本来の意味
ポーランド語 mazur(マゾフィア地方の人)に由来。17世紀ポーランドの民族舞曲から発展。ショパンが器楽形式として洗練させ、58〜59曲のマズルカを作曲。
代表的な用例
Chopin
マズルカ Op.7-1 変ロ長調
ショパンマズルカの傑作。民族性と洗練
Chopin
マズルカ Op.17-4 イ短調
深い悲哀と美しさ
Chopin
マズルカ Op.33-2 ニ長調
優雅で躍動的
Glinka
ロシアとルーミスの主題による変奏曲 マズルカ版
東欧民族舞曲への敬礼
Smetana
チェコ舞曲 マズルカ形式
スラヴ民族音楽の表現
Bartók
ルーマニア民族舞曲 マズルカ的編成
20世紀への民族音楽の拡張