Courante
クーラント
定義
三拍子の速い舞曲。バロック時代の組曲ではアルマンドの後に続く第2楽章として位置づけられることが多い。軽やかで優雅な特徴。
一般的な解釈
クーラントは「舞曲の加速度」。アルマンドの威厳から、より軽やかで流動的なテンポへの移行を示す。演奏者視点では、三拍子のリズムの揺らぎと、流麗な装飾音型の処理が重要。
語源と本来の意味
フランス語 courante(走っている)に由来。ラテン語 currere(走る)が語源。16世紀フランスで発生し、バロック時代に洗練。
代表的な用例
Bach
フランス組曲 クーラント楽章
バロック舞曲の流麗さ
Handel
スイート集 クーラント
イタリア的軽やかさ
Scarlatti
ソナタ クーラント形式
イタリア鍵盤音楽への発展
Froberger
組曲 クーラント楽章
初期バロックの美しさ
Purcell
イングリッシュ・スイート クーラント
イギリス様式への適応
Telemann
ファンタジア クーラント的楽章
18世紀への展開