Chaconne
シャコンヌ
定義
スペイン発祥の舞曲で、低音の反復進行(バス・オスティナート)の上に、様々な変奏が重ねられる形式。バロック音楽の重要な形式。
一般的な解釈
シャコンヌは「限定された条件下での無限の創意工夫」。同じ低音進行の繰り返しという制約が、かえって上声の創造性を刺激する。演奏者視点では、低音の重要性を理解しながらも、上声の変奏の多様性を引き出すバランス感覚が必須。
語源と本来の意味
スペイン語 chacona に由来。フランスで chaconne と呼ばれ、バロック音楽の重要な形式として確立。
代表的な用例
Bach
ニ短調シャコンヌ(ヴァイオリン無伴奏より)
バロック音楽の最高峰
Handel
ハープシコード組曲 シャコンヌ楽章
イタリア的優雅さ
Purcell
シャコンヌ ト短調 Z.730
イギリス・バロックの傑作
Pachelbel
カノン&シャコンヌ
シャコンヌの初期形式
Buxtehude
オルガン・シャコンヌ集
オルガン音楽への応用
Vitali
シャコンヌ ト短調
イタリア様式の完成