Key Clicks
キー・クリック
管楽器
打鍵音奏法
定義
管楽器のキー(音孔のキー)を息なしで強く叩き、打楽器的なクリック音を発生させる奏法。
演奏上の扱い
フルート・クラリネット・オーボエ・ファゴットなど木管楽器に共通する技法。息を使わずキーだけを鳴らす場合と、弱い息を組み合わせてピッチをわずかに加える場合がある。テンポの速い繰り返しや、通常の音符と交互に組み合わせることで、リズミカルなパーカッション効果を作る。楽譜上は×(バツ)の音符頭で記されることが多い。
語源・背景
英語 key(キー・鍵)+ click(カチッという音)。20世紀後半の実験的木管奏法として確立。Heinz Holligerのオーボエ作品で著名。
代表的な用例
Berio
Sequenza III
声楽 — key click的打撃音
Holliger
Studie über Mehrklänge
オーボエ独奏 — key clicks