奏法記号 Extended Technique

Creaky Voice

クリーキー・ボイス

声楽 声楽特殊奏法

声の最低音域で声帯の個々の振動が聴き取れる、きしむような極低声。ボーカル・フライとも呼ばれる。

演奏上の扱い

声帯が低速度で振動することで、連続した音ではなく個々のパルスが知覚される状態。英語圏では "vocal fry" とも呼ばれる。音楽的には、通常の声域の下限を超えた領域での表現として使われ、不気味さ・老い・崩壊・死などのイメージと結びつく。ホルミー(咽頭歌唱)の一変形とも解釈される。楽譜上は特殊な音符頭と合わせてテキスト指示で記されることが多い。

語源・背景

英語 creaky(きしむ)+ voice(声)。音声学では声質(voice quality)の分類の一つで、非呼気発声(non-pulmonic)の特殊形態として分析される。

Saariaho

Lonh

声楽と電子音響 — 声質の変化

Haas

in vain

声楽的音色への言及