記譜・表記 Italian/Latin

Alto Clef

アルト記号

<svg viewBox="0 0 60 160"><path d="M20 50 L20 120 Q20 130 25 135 Q30 138 35 135 Q40 130 40 120 L40 50 Q35 45 30 45 Q25 45 20 50" stroke="#800000" fill="none" stroke-width="2" stroke-linecap="round"/><path d="M25 65 L35 65 M25 75 L35 75" stroke="#800000" stroke-width="1.5" stroke-linecap="round"/></svg> 記号例

五線譜上で中音域の音を表示する記号。第3線(五線の中央の線)にハ音(C音)を配置する。ビオラ、テナートロンボーン、フレンチホルン等で使用される。

一般的な解釈

イタリア語 chiave di contralto(コントラルト=中声)。ト音記号とヘ音記号の中間に位置し、五線譜上の読譜体系を統合する重要な記号。

語源と本来の意味

ラテン語 C(ド、最初の音)を第3線上に位置付けることで、トランジショナルな音域を示す。クラシック時代には器楽にも用いられたが、現代では主にビオラとテナートロンボーン専用となった。

演奏者視点での使用感覚

多くの奏者にとって「第3言語」のような記号。ト音とヘ音に比べて読譜の負担が大きいため、ビオラ奏者やテナートロンボーン奏者は特に注意深く読まねばならない。

五線譜での役割

第3線にC(ド)を固定することで、その上下の音名が一義的に決まる。グランドスタッフにおいて、ト音記号とヘ音記号の間の領域を担当する中核的な記号。