記譜・表記 Italian/Latin

Treble Clef

ト音記号

<svg viewBox="0 0 60 160"><path d="M15 50 Q20 40 25 35 L25 125 M30 80 Q30 70 35 65 Q40 60 45 65 Q50 70 50 80 Q50 90 45 95 Q40 100 35 95 Q30 90 30 80" stroke="#800000" fill="none" stroke-width="2" stroke-linecap="round"/></svg> 記号例

五線譜上で高音部の音を表示する記号。五線の第2線に渦巻き形の記号が配置され、この線上の音が「ト」(G音)であることを示す。ピアノの右手、フルート、バイオリンなど高音域の楽器で使用される。

一般的な解釈

「ト」という名前は、日本語の音階「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ」の「ソ」に相当するG音の古い呼び方「ト音」に由来する。西洋ではG clef と呼ぶ。

語源と本来の意味

イタリア語 chiave(鍵、key)と soprano(高音部)から。楽譜を「読み解く鍵」という意味合いを持つ。

演奏者視点での使用感覚

高音域の楽器を読む演奏者にとって最も基本的な記号。この記号がなければ、五線上のどの音がどの高さかが判断できない。指揮者はスコアを見るとき、各楽器のクレフを瞬時に判読する習慣が身についている。

五線譜での役割

第2線上に配置されたト音記号。この線がG(ソ)であることが決まると、五線譜上のすべての音の名前が確定する。五線譜という「相対的な記号体系」を「絶対的な音高」に変換する中心的な記号。