楽式・ジャンル French

Romance

ロマンス

古いロマンス詩や民謡を基礎にした楽曲。またはロマンティックな内容を持つ器楽小品。ロマン派で広く用いられた親密で叙情的な形式。

一般的な解釈

ロマンスは「詩的語り口の音楽化」。物語性と抒情性が融合し、聴き手に特定の物語世界の想像を促す。演奏者視点では、歌唱的なメロディーラインと、その背後にある物語的背景を表現する必要がある。

語源と本来の意味

フランス語 romance。ラテン語 romanice(ロマンス語で)に由来。ロマン派の重要な小品形式。

Beethoven

ロマンス ヘ長調 Op.50

ロマンス形式の古典的傑作

Mozart

ロマンス K.466d 変ホ長調

古典派の優雅さ

Brahms

ロマンス Op.118-5

ロマン派後期の深さ

Schumann

ロマンス Op.28

ロマン派的な詩情

Mendelssohn

ロマンス Op.94

ロマン派の親密性

Grieg

ノルウェー民話によるロマンス

北欧の物語性