奏法記号 Extended Technique

Wind Effect

ウィンド・エフェクト

風音 現代奏法

弓をテールピースや駒の向こう側で弾くことで、風が吹くような持続するノイズ音を発生させる奏法。

演奏上の扱い

弓を通常の弓奏位置より外側(テールピース上、または駒と弦止めの間)に当て、軽くまたは素早く動かすことで空気的・風的な音色を引き出す。ピッチは不定で、音量も非常に小さい。静寂・幽玄・不安などの情感を表現するのに使われる。管楽器の「エアサウンド」と音色的に近い効果が得られる。

語源・背景

英語 wind(風)+ effect(効果)。楽譜上では "sul tasto estremo"(指板の最端)や "behind the bridge"(駒の後ろ)などのテキスト指示で記されることが多い。

Kurtág

Kafka-Fragmente Op.24

風的効果の奏法