奏法記号 Italian / French

Glissando

/ ɡlɪˈsændoʊ /

グリッサンド

gliss. 略記

ある音から別の音へ、 全ての音を滑るように 通過する奏法。

一般的な解釈

二つの音符の間を、経過する全ての音を鳴らしながら滑らかに移行する奏法。ポルタメントより音階的・機械的で、鍵盤では指を滑らせ、弦楽器では指を弦上で滑らせる。ハープで特に効果的。楽譜上は斜線と gliss. で表記。

語源と本来の意味

イタリア語化されたフランス語 glisser (滑る)に由来。フランス語の glissade (滑走・バレエの滑り足)と同根。「滑る」という物理的動作が直接音楽用語になった例。ポルタメントと異なり音程の全通過を含意する。

Ravel

ピアノ協奏曲 ト長調

冒頭のharpのglissando

Bartók

弦楽四重奏曲第4番 Sz.91

弦のglissandoの激しい使用

Debussy

夢想

ピアノのglissando

Gershwin

ラプソディ・イン・ブルー

冒頭クラリネットのglissando

Liszt

超絶技巧練習曲

ピアノのglissando技法

Mahler

交響曲第1番 ニ長調

弦のglissando効果