Cadenza
カデンツァ
定義
ソリスト(独奏者)が伴奏なしで自由に演奏する華麗な装飾的な楽段。通常、楽章の終わりの完全終止の直前に置かれ、ソリストの技巧と音楽性を示す場所。
一般的な解釈
コンチェルト(協奏曲)の標準的な要素。ソリストが「舞台」を独占し、オーケストラは静止する。
語源と本来の意味
イタリア語 cadenza(終止、終わり)に由来。楽曲の「終わり」を装飾的に演奏する場所という意味。
演奏者視点での役割
ソリストにとってカデンツァは、技巧的な難所であると同時に、自由な音楽表現の場。指揮者はカデンツァの長さや解釈について、あらかじめソリストと打ち合わせておく必要がある。
楽曲構造での機能
聴き手にとっては「息つきの場所」であると同時に、ソリストの技量を評価する場所。楽曲全体の「クライマックス前の輝き」。