演奏指示 Italian

At tacca

/ atˈtakka /

アタッカ

attacca
subito
完全形

間を置かず、次の楽章へ。 休止も、拍手も、息継ぎも—— 何もかも省略して 、続けろ。

一般的な解釈

楽章と楽章の間に置かれる指示。 イタリア語で「攻撃せよ・食いつけ」という命令形。 演奏者は曲が終わった瞬間に次を始めなければならない。 聴衆が拍手しようとした瞬間、すでに音楽は始まっている。

語源と本来の意味

イタリア語 attaccare (攻撃する・くっつける)の命令形。 attacca subito は「すぐに攻撃せよ」。 軍事用語が音楽に転用された言葉で、 「次の楽章を待ち伏せして飛びかかれ」というニュアンスが原義にある。

I 第1楽章
——
II 第2楽章
attacca
III 第3楽章
——
IV 第4楽章

Beethoven

交響曲第5番
ハ短調 Op. 67

第3楽章→第4楽章 attacca

Beethoven

ピアノソナタ第17番
「テンペスト」Op. 31

第1楽章→第2楽章 attacca

Schumann

ピアノ協奏曲
イ短調 Op. 54

第2楽章→第3楽章 attacca

Sibelius

交響曲第7番
ハ長調 Op. 105

全楽章が切れ目なく続く

Brahms

ピアノ協奏曲第1番
ニ短調 Op. 15

第2楽章→第3楽章 attacca

Bartók

弦楽四重奏曲第4番
Sz. 91

全5楽章を attacca で連結