楽章・構成 Italian/Latin

Transition

推移部

調を変える過程を示す部分。ソナタ形式では第1主題から第2主題への間に置かれ、調を新しい調へ「推移」させる。通常、短い楽句や音型の反復で構成される。

一般的な解釈

ソナタ形式における「調の架け橋」。第1主題の調から第2主題の調への移行を円滑に行う機能的な部分。

語源と本来の意味

ラテン語 transire(通る)。調性が「通って」変わっていくというイメージ。

演奏者視点での役割

指揮者にとって推移部は、テンポやダイナミクスを調整して、新しい調への心理的な準備を聴き手に促す場所。

楽曲構造での機能

構造的には「つなぎ」だが、和声的には非常に活発で、調が大きく動く。この動きが展開部への準備にもなる。